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家の中の公と私について 第一段

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家の中の公と私について 第一段

家の中の公と私について 第一段

2023/03/22

家の中の公私、皆さんは分けられていますか?

家はそれ自体がプライベート空間ですが、もちろん家族以外の人が入ることもありますよね。

プライベート空間に人が入るのは少し抵抗があるものです。家の中には、片付けをしていたとしてもあまり人に見られたくはないものもあると思います。

今回はそんな、家の中の公私について考えてみます。

家に人が入る機会は様々。

配達員さんが玄関先まで来ることもあれば、子どもや自身の友達が長居することも。ご家庭によっては、親戚の方やご両親が泊まりに来るということもあるのではないでしょうか。

そんな来客を、慌てることなく、お互いが気を遣うことなく迎え入れたいものですよね。

人を招き入れてもプライバシーを守れる間取りのポイントをおさえて、楽しいおもてなしの家を実現しましょう。

玄関からのプライバシー

配達はもちろんですが、ご近所の方の突然の来客を玄関で対応するということもありますよね。配達だけなら、宅配ボックスを置いたりと、外で完結することもできますが、用事があっての来客となればそうはいかないもの。そして、こういった来客は事前の連絡なしに突然、ということが多いですよね。

突然人が来ても片付いて見える玄関にするにはどんな工夫があるでしょうか。
まず初めに、十分な収納量の靴箱もしくはシューズルームを用意することです。
間取りの段階で可能ならば、シューズルームから直接家の中に入れる「家族動線」を用意しておくと、脱いだままの靴も隠すことができるのでお勧めです。
また、玄関で困るのは見た目だけではありませんよね。玄関はたくさんの靴があり匂いが籠る場所です。玄関、シューズルームで十分な換気ができるような窓の配置を考えましょう。
また、玄関から廊下がまっすぐ伸びるような間取りは、生活するうえでは確かに動きやすいかもしれませんが、玄関から入った人に丸見えとなるので玄関ドアの正面は壁などで目隠しを作るとプライバシーが守れます。

LDKでのプライバシー

子どもや自身の友達であれば、リビングなどでもてなすこともあるのではないでしょうか。

リビング独立の部屋ならば気に掛けることも少ないですがLDKとなるとキッチンの奥の方は見られたくないという方も多いはず。LDKって家族みんなが使う空間だからこそいろいろなものが置いてありますよね。
まず、家具で隠す方法。棚付きのTV台や扉、引き出し付きの収納家具はスペースを取ってしまうものの簡単に物を見えないように整理できますね。
そういった家具をLDKに置きたくないという方は、間取りの段階から一工夫しましょう。
まず一番取り入れやすい方法としてリビングから使う収納を作ること。もしくは、パントリーがあるならばそこの一部を書類などの保管場所にしてもいいですね。
次に、小さな書斎や納戸のような、家族の物入を作ること。広さに余裕があればこのような一室をあらかじめ作っておくとたまっていく書類やアルバム等を多くおいていくことができます。これはほかの部屋との広さや使い勝手(わざわざその部屋にしまうのが面倒等)をよく考えたうえで取り入れるかどうかを決定することをお勧めします。
キッチン見られたくない問題については、キッチンの腰壁を高めに作ったり、冷蔵庫や背面収納を間仕切りで隠せるようにするなどの方法があります。また、基本ではありますが、キッチンを見せたくな、という方はリビングの入り口とキッチンを遠ざけ、入り口側を向いて作業するような形に作るといいでしょう。

お泊りやトイレなどより生活に近い部分の分け方は第二段へ。

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